超長期戦

いつも通りのゴキゲン中飛車で無理矢理飛車を捌いた局面。

捌くときの最終手段は相手の駒と交換すること、とはいっても
飛車銀交換+△7四歩はちょっと損過ぎかもしれません。

でもゴキゲン中飛車の勝率の高さの秘訣は
「結構損した攻めだったけど、自玉は美濃囲いだもんね」
ということです。

問題は実際そういうことではなくて、ここから長かったこと。

現在129手目、終盤戦が50手近く続いています。なげーよ。

ここからの指し手

     △6九飛  
▲5九歩 △4七飛成
▲2八角 △4五竜
▲3二金 △7四銀

とまあ、桂馬2枚を手順にはずし、さらに長引かせました。
桂得もそうですが、金が3二に行かせたのが大きいです。
こうやって終盤に手を稼ぐのは有段者になるための第一歩でしょうか?

こうして稼いだポイントを吐き出しながら、最後まで辿り着き勝利。

ええ、ええ。
終盤で100手を超えるのは珍しいです。長かった。。。

ダブルタイトル戦(棋聖戦編)

初日記です。


今日は名人戦第7局と棋聖戦第3局のダブルタイトル戦でした。
タイトル戦は毎年20局〜40局程度しか無いので、こうしたことは珍しいです。
なんだかもったいない気がします。


棋聖戦第3局は相矢倉。
▲3七銀戦法ではなく森下システムでした。
矢倉は先攻した方が勝ちやすいので、佐藤棋聖が指しやすいかと思ったのですが、
両者の感想を読む限り難しいようです。
あんまりこういう先入観を持つのはいけませんね。


で、一番気になったのは、87手目▲7四歩でした。
後手の6三の銀が最後まで遊びそうなので、まだ7四のほうが△7五歩などの狙いがある分
使えるので、損にみえたのですがどうでしょうか。
終盤△8五銀と活用できてしまいましたし。


竜王の後日解説に期待です。